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今年は千葉でエイの被害の報告を異常なまでに聞きます。
先日も自分が海から上がってすぐに同じ場所で二人の犠牲者が出たと聞いたし、
昨日も二人被害に遭ったとか。
海で波待ちの会話も波のことではなく、エイのことばかり…。
とりあえず、すり足が有効みたいなので、インサイドでは皆さんスリスリやっています。
そこで、エイに刺された時の処置方法をまとめてみました。
目次
エイとは?
そもそもサーフィン中に刺されるエイは「アカエイ」という種類。
そのエイも故意にサーファーを狙っている訳ではなく、自らの防御のためです。
エイは通常砂の中にいて、それを踏んでしまうと反射的に尻尾が上がり、そこにあるトゲが刺さるという寸法。
トゲには毒があるので、釘を刺したような激痛だとか。
ひどい場合はアナフィラキシーショックで死に至ることもあるそうなので、甘く見てはいけませんね。
刺された時の対処法
刺された人の多くは子供のエイで、尻尾も短いので、アキレス腱〜足首辺を刺される場合が多いそうです。
トゲが残っていない場合、すぐに海から上がって患部を綺麗にしてお湯につける。
毒は「タンパク性」で熱に弱いため、なるべく熱いお湯に30〜1時間浸けると痛みがひくそうです。
トゲが刺さってない場合、病院に行っても同じことをするだけで、特に注射や抗生物質などは出されないようです。
決して、冷やしてはいけません。
あと、アレルギー反応で数日後にかゆみや腫れが出る場合もあるので、その場合は皮膚科へ。
ステロイド系の塗り薬が処方されます。
大人のエイに刺された場合
子供のエイと大人のエイに刺された場合では、対処方法が異なります。
大人のエイは座布団ほどの大きさがあり、尻尾も長いしトゲも大きい。
そのため、ふくらはぎ辺にトゲが刺さることが多いそうです。
トゲが残る可能性も高いので、その場合はピンセットなどでトゲを抜きましょう。
但し、海にピンセットを持ってきている人も少ないと思うので、その場合はすみやかに病院へ。
本当にひどいと思った場合は救急車を呼んでも良いと思います。
あとは周りにサーファーがいたら、トゲを抜くものを持っていないか聞いて、持っていたらまず抜いてもらいましょう。
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