【Netflix】フェンス

Netflixはハマる時は集中して見ますが、見ない時は全く見ない。

最近だとグラスハートの後、今際の国のアリスのシーズン3を一気見というか、
北海道旅行の移動時間などに見たくらい。

あとは世にも奇妙な物語的なブラックミラーかな。
でも、結構不気味な話が多いので、たまにしか見たくない感じ。

そんな中、沖縄舞台のフェンスが面白いと聞きいたので、早速見ました。

なにより沖縄が恋しくなるドラマでした。
話は結構深かったです。

WOWOWのドラマで、今回Netflixで見られるように。
特別出演的な感じでガッキーも出ています。

フェンス

2023年作
脚本:野木亜紀子(「逃げるは恥だが役に立つ」が代表作)
出演:松岡茉優、宮本エリアナ、青木崇高

あらすじ:沖縄で起きた米兵による性的暴行事件を取材するため、東京からやってきた雑誌ライター。事件の背景を探るうちに、彼女は米軍基地のある沖縄の複雑な事情が絡み合った、ある真相にたどり着く。

米軍基地と沖縄

若い頃、沖縄で住み込みのバイトをしていて、地元の人とも交流があったので、
沖縄の時代背景などは少し分かります。

お世話になっていたお店のお婆ちゃんが沖縄に返還された時代に生きていて、
右側通行から一気に左側通行になった時(1978年7月30日)は大変だったなど、
当事者しか分からない面白い話を聞かせてくれた記憶があります。

ちょっと驚いたのがそのお婆ちゃんが普通に英語を喋っていたこと。
沖縄の歴史の深さを感じました。

そういえば、フェンスに出ているお婆さんに似ているかも。

沖縄本島に行ったことがある方なら分かると思いますが、
あの基地の占領ぶりは異常ですよね。

フェンスではそんな沖縄の米軍基地や辺野古の埋め立て、
本題の米兵によるレイプ事件と沖縄のリアルな現実を取り上げています。

内地(沖縄以外)で生まれ育ったないちゃーの自分でも想像はつきますが、
もし、米兵がレイプやその他事件を起こしても、日本との関係性から
捕まえることは一筋縄ではいかないんだろうなと思います。

日米地位協定、米軍兵の逮捕など、複雑な過程なども描かれています。

作品中でも言っていますが、この沖縄の問題は日本全体の問題でもあります。
決してフェンスの向こう側の問題ではないです。


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