The Surfer’s Journal 34.2
中村清太郎×竹井達男
日本での発売を待とう!
10代の頃、日本人ロガーの中村清太郎は高校に通いながらサーフィンをするために南カリフォルニアへ移住し、ケビン・コネリー、ベレン・アルバレス・キンブル、ジョエル・チューダーといった自身の影響を受けたサーファーたちと共に波に乗った。
彼のミニマルなスタイルは、1990年代後半の多くのロングボード系フィルムに記録されている。
TSJ(The Surfer’s Journal)34.2号の「Nothing More. Nothing Less(それ以上でも以下でもない)」では、写真家/映像作家/ライターのタツオ・タケイが中村の人生とキャリアを追っている。本作は同誌の記事の映像版でもある。
「清太郎と僕は撮影のために会うようになった」と監督のタケイは記す。
「混雑を避けるために、僕たちは綿密なスケジュールを立てた。祝日、土日、平日の朝すら避けていた。そして、うねり、潮の干満、風向きが完璧にそろう瞬間を待った。まるで張り込みのようだった。ある日は、45分間のセッションのために、車の中で5時間待機したこともある。また別の日には、ワールド・ベースボール・クラシック決勝戦の開始を待ってから海に入った。皆が日本対アメリカの試合を観るために海に来ないと読んでのことだ。そして僕たちは完璧なロングボード波を手に入れた。(そのあと試合も観た。日本が勝った。)僕たちは日本の北部にも足を延ばし、静かな雰囲気と美しい波がある田舎のサーフコミュニティも楽しんだ。」
The Seedlings
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