ピアノマン: 『BLUE GIANT』雪祈の物語

漫画が映画になり、更にそれが小説になった。

『BLUE GIANT』のスピンオフ小説。
ピアノマン: 『BLUE GIANT』雪祈の物語を読みました。

これは『BLUE GIANT』日本編の中心人物、
ピアノの沢辺雪祈の目線の物語で、『BLUE GIANT』の漫画をなぞるように物語が進みます。

映画だと途中から入る感じ。
結構被るシーンも多いですが、文章で見るとまた違い、震えました。

『BLUE GIANT』の漫画を本作とすると、登場した時の雪祈は天才で冷たい。
音楽に対しては熱く、苦労もしているという設定でした。

この小説はそんな雪祈を幼少期から描いており、主人公の宮本大に出会うまでの
背景が分かるようになっています。

だからこそ、本作と合致した時にグッとくるものがあります。

この小説の著者である南波永人は『BLUE GIANT』の映画の脚本を担当した方です。
漫画の方でも担当編集者で、漫画の間に入る小ネタ?にも登場。

NUMBER8名義でヨーロッパ編の9巻以降、アメリカ編のストーリーディレクターを担当。
つまり、『BLUE GIANT』の原作者の石塚真一の右腕みたいな存在ですね。

ピアノマン: 『BLUE GIANT』雪祈の物語。
『BLUE GIANT』の漫画を見て、映画も見た方は必読だと思います。

もう一度漫画と映画を見たくなりました。


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