自分はファミコン世代ですが、家にファミコンはありませんでした。
ゲームはもっぱらアーケード。
つまりゲームセンター通い。
確か、小学生頃かな。
今はゲーセンってあまりないし、あってもUFOキャッチャーとかが占めていますが、当時は至るところにあったものです。
一番最初にハマった覚えがあるのは、スペースインベーダー。
確か、喫茶店とかのテーブルでやって記憶があります。
ジグザグ、パックマン、ギャラガ、ペンゴ、マッピー、空手道。
ゼビウス、ハイパーオリンピック、魔界村なんかは超人気で順番待ちでコインを並べていたことも。
テーブル型ではない立体型?ではスペースハリアーとか、実際にバイクに跨るハングオンが子供ながらに衝撃的だった記憶あり。
学校終わるとサッカーかゲーセン。
今考えるとお小遣いいくら使ってだろうと思う。
親に感謝しないと。
家にあったのは、こんな感じのシンプルなテニスゲーム。
あと、車で障害物を超えるようなゲームでした。
自分のゲーム遍歴は以上です。
本題はAmazonプライム・ビデオで見た『世界を変えたゲーム戦争』
この作品、自分と同世代にはドストライクだと思います。
テレビゲームの黎明期の話です。
【ネタバレあり】
映画が進むにつれて、あ〜そうなるんだ。
なるほどねって何度も頷きました。
この作品によると、テレビゲームの最初はアメリカ。
テレビゲームの生みの親、ラルフ・ヘンリー・ベアーとATARIの創設者のノーラン・ブッシュネルが淡々と当時を振り返ります。
ラルフとATARIが最初に世に出したのは「PONG」というテニスのような単純なゲーム。
今じゃ考えられませんよね。
ATARIの社風は今のグーグルのように自由。
創設者のノーラン・ブッシュネルの話がまた上手いので、ぐいぐい引き込まれます。
全盛期にアップルのスティーブ・ジョブズが売り込みに来て大ヒットを飛ばした話もあります。
あのインベーダーでも大当たりします。
しかし、会社が大きくなると問題が起こるのが常。
ワーナーに買収されて社風が変わり、ATARI以外の会社が制作したゲームソフトが乱立。
衰退する一方で日本の任天堂が台頭してきます。
任天堂には天才がいて、マリオを生み出します。
当然、日本人。
宮本茂という方です。
そもそも、マリオの前にドンキーコングがあって、
そのキャラクターがマリオになったのです。
ドンキーコングも面白いですよね。
2画面のゲームウォッチでかなり遊んだ記憶あり。
ファミコンはなかったけど、ゲームウォッチは結構やったかな。
任天堂はマリオをヒットさせ、当時のテレビゲーム、アメリカを含めて100%に近かったそうです。
そこで登場したのが、SEGA。
今まで8ビットのゲーム機から16ビットのメガドライブ、アメリカではジェネシスを出し、更に任天堂でいうマリオのようなメインキャラ、ソニックを生んで任天堂を逆転するのです。
任天堂はSEGAに対抗するために新機種を開発。
その相手はSONYと言われていたものの、オランダのフィリップスと提携してしまい、それに怒ったSONYがプレステを開発。
それも高額だと言われていた価格が異常なまでの安価に抑えられ、それを発表したスピーチが値段を言うだけという世界一短いスピーチとして取り上げられています。
テレビゲーム戦争はSONYの一人勝ち?
本当に面白い作品でした。
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