Netflixで話題になっていた英国ドラマ『アドレセンス』を観ました。
全4話構成の短編シリーズです。
アドレセンス=思春期
このドラマが話題になった理由は、13歳の主人公ジェイミーを演じるオーウェン・クーパーの圧巻の演技力、そして異例の“ワンカット撮影”。
ストーリーはタイトルの通り、思春期の少年の物語。
誰もがInstagramを使っているこの時代、その裏に潜む“闇”を描いています。
誰とでもつながれるはずのInstagramが、時に凶器になる――そんな現実を突きつけられます。
最初は「誤認逮捕では?」と思えるような導入ですが、第3話(物語の7ヶ月後)ではジェイミーがまるで別人のように変貌。
心理療法士さえも追い込むほどに。
この迫真の演技がデビュー作とは…。
ワンカット撮影については、意識しないと気づかないほど自然。
でもよく観ると、シーンが全く途切れていないことに気づいて、技術的な面でも楽しめます。
特に車の移動以外で場面が切り替わる際に、ドローンを使った演出には唸りました。
ラストはなかなか重たい展開ですが、全4話と短めなので、気になる方にはぜひ。
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