木曜日は波が期待出来なかったので、成田に映画を見に行ってきました。
一番の目的は「イエスタデイ」
「もしも自分以外の誰もザ・ビートルズを知らない世界になってしまったとしたら!?」
というキャッチーな予告に心を奪われてしまい、絶対に見たいと映画館を探していたら、一番近くて成田だったのです。
朝から成田に行ってしまうとその日は海に行くのが難しくなるので、ついでにと思い、話題作の「ジョーカー」も見てきました。
一日に映画2本。
多分、学生の時以来です。
目次
イエスタデイ
ネタバレあり
ボヘミアンラブソディの大ヒットで音楽系の映画が流行になっているようですが、この映画も然り。
しかし、ただの音楽映画ではなく、これは甘いラブストーリーです。
主人公は売れないミュージシャンのジャック。
それを支える幼馴染のエリー。
エリーは映画のシンデレラで主役を務めたリリー・ジェイムズ。
とてもチャーミングで映画を盛り上げてくれます。
あんな子が幼馴染なら惚れちゃうよな〜。
舞台はビートルズが誕生したイギリス。
ある日、世界中で12秒間の停電が起こり、その間に世の中の様々なものの存在が消える。
「ビートルズ」の他にも「オアシス」も消えてます。
それにペプシはあるけど、コーラが無い。
タバコも消える。
最後のオチとしてハリー・ポッターも。
12秒間の停電の時、バスに轢かれて入院したジャック。
親友に快気祝いとしてアコースティックギターをプレゼントされ、では一曲と弾いたのが「イエスタデイ」
言わずと知れたビートルズの名曲。
いつの間にこんな素晴らしい曲を考えたの?
ジャック「?」
なんだか変だと家に帰って「ビートルズ」を検索すると「甲虫類」しか出てこない。
つまり、「ビートルズ」を知っているのは自分だけ。
そんな夢みたいなことが起きてしまう。
教師を辞めてミュージシャンをしているものの、全く売れないジャック。
これはチャンスだとビートルズの曲を片っ端から思い出して、ライブを行う。
最初は鳴かず飛ばずだったけど、本人役で登場するエド・シーランに前座のチャンスを与えられ、そこからは飛ぶ鳥を落とす勢いで人気者になり、仕舞いにはエドがジャックの前座になってしまう…。
ちなみにエド・シーランはこれね。
もろ、エド・シーランとして出演したこともあり、ファンが増えたでしょう。
自分もitunesで2曲購入してしまった。
ジョン・レノンが登場!?
映画後半、夢にまで見た大スターになったジャックだけど、
幼馴染のエリーとは逆に疎遠となり、エリーには彼氏が出来てしまう。
ビートルズの盗作で売れていることにも罪悪感を感じるようになる。
そんな時、ジャックと同じビートルズを知っている夫婦が現れ、あるメモを渡す。
そこにいたのは、ビートルズではないジョン・レノン。
ビートルズだから殺害されたジョンがこの世界では生きており、78歳になっていた。
田舎で幸せに暮らしているジョン・レノンは「愛する人に思いを伝える。嘘をつかずに正直に生きる」
(確かこんな言葉でした)とジャックにアドバイスをする。
ジョン・レノンの言葉で気持ちが固まったジャックはエリーに告白。
ライブでも実は盗作だったとファンの前で打ち明け、無料でインターネット配信をする。
ビートルズの曲(確か、オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ)が流れる中、教師に戻ったジャックはエリーと幸せに暮らす。
end
ビートルズの曲がふんだんに使用されているこの映画。
改めてビートルズの凄さが分かるし、「ビートルズ」がいる世の中で良かったと実感しました。
オススメ度90点
ジョーカーは最悪だった
ジョーカーとはバットマンに登場する悪役。
オリジナルストーリーとして「ダークナイト」という映画が2008年に公開。
2012年には続作「ダークナイトライジング」も公開。
バットマンは面白い。
でも、「ダークナイト」はテレビで放送した時に何度か見たことがあるけど、暗いイメージで最後まで見れなかった。
「ジョーカー」も同じような雰囲気でとにかく暗い。
「ジョーカー」が誕生する経緯を描いた作品で、良いピエロだったアーサーが自らの障害や、貧しさ。格差社会。歪み。悲しみ。
母親の嘘、様々な問題が重なって「悪の顔」に変貌する。
世界最大の経済大国アメリカの闇をこれでもかと表現した映画。
なんだろ。
一言で言えば「性に合わない」
この映画が世界的に人気なのが異常なのか、この映画を最悪だと感じる自分が異常なのか。
オススメ度20点
(アメリカの闇を見たいなら精神状態が安定している時にどうぞ)
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