このブログを見ている方はあまり興味がないかもしれませんが、
ハワイ時間の12月22日に『Rip Curl The Eddie Aikau Big Wave Invitational』が行われました。
これはエディ・アイカウというハワイのウォーターマンの功績を讃える大会で、
オアフ島のノースショア、ワイメアベイで条件が揃った時にだけ開催される特別な大会です。
ワイメアベイの波は山のようで普段サーフィンしている波とは全く違います。
それはハワイのどの波とも違く、ビギナーの頃は「この波テイクオフするだけじゃないの?」と勘違いしていました。
あれからサーフィンを何年も続け、ワイメアベイの凄さをビギナーの頃よりは理解できるようになりました。
入ったこともないし、実際に見たこともない波だけど、恐らくビルのような高さの山をサーフボードに乗って飛び降りる感覚なのかと思います。
ハワイ、タヒチなどのポリネシアと呼ばれる地域は独特の文化があり、
サーフィンの大会では必ず儀式が行われます。
今回の『Rip Curl The Eddie Aikau Big Wave Invitational』も然り。
大げさかもしれないけど、神様が宿る大会だと感じます。
波も悪かったので、1日大会を見ていましたが、出場しているサーファーは命がけ。
大怪我をしたサーファーもいました。
「なぜ、山にのぼるのか。そこに、山があるからだ」
イギリスの伝説的登山家、ジョージ・マロリーが口にしたという、余りにも有名な言葉がありますが、
エディの場合は「なぜ、波に乗るのか。そこに波があるからだ」と感じる深さがあります。
優勝したランドン・マクナマラはウミガメを追って波に乗っていたとか。
そういえば、ライブを見ていたらウミガメが浮かんでいたのを見ました。
エディでの優勝はサーファーとして一生の宝であり、サーフィンの歴史として語り継がれることになります。
今年エディを見ていて、その歴史とハワイの自然や文化に非常に興味を持ちました。
死ぬまでに一度は訪れたいです。
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