サーフィンブログの可能性

初めまして。
ウミログの管理人、Jazzsiです。

WordPressでサーフィンブログを始めた理由は弊社で趣味のように始めたサイトがアドセンスで社員数人分の給料を稼いでいると聞いたのがきっかけ。
あのサイトでそんなに稼げるなら自分でも…と軽い気持ちで一から調べて試行錯誤しながらアドセンスにも登録したのですが、予想よりも収入は伸びず、一年で冬のウェットスーツが一着買えるかどうか…。

世の中にはブロガーと呼ばれ、それを本職としている人やサラリーマンよりも稼いでいる人がいます。

私の調べた限りでは金融、健康、節約、ガジェット、ウェブサービスなどのジャンルが多く、やはり、そのことに興味がある方はパソコンやスマホで情報を集めるのが習慣になっているからこそPV数も多く、比例してブログでの収入も上がる。

例えば、このブログを立ち上げる時に参考にしたウェブサービス。
WordPressや、テーマの設定などを教えているブログは検索しまくるし、真剣に見る。
写真や構成が美しいトバログのようなガジェット系のブログに出会うと説明の後に商品リンクからつい買ってしまいそうになる。

それに比べてサーフィンブログの多くは「今日の波はどうだった?」がメインで一回見れば十分な内容。
多くの人気サーフィンブログでも、「見るのは見るけど真剣には見ない」レベルだと思うし、そもそも「サーフィンブログ」の検索ワードで調べるか?って話になる。

果たしてそんなサーフィンブログで収入を上げることは可能なのか?

最初のテーマとして考えたいと思います。

サーバー代やドメイン代はペイできても、ブログ飯には程遠い。

そもそも、日本でのサーフィン人口は約200万人と言われています。
年齢別だと20代の人口が年々減る一方、40〜60代の人口は増加傾向。

つまり、若者がサーフィンしなくなり、海は高齢化が進んでいる。
更に仕事をリタイアした人が始めてサーフィンするケースも多い。

これは実際に海でサーフィンをしていれば分かることで、周りのサーファーを見ると圧倒的に30代〜50代が多い。
2020年東京オリンピックの会場がある千葉の一宮の辺は若い子が多いらしいが、それはレアケース。

話を本題に戻すとサーフィンのブログでPV数を伸ばすには、まず40〜60代の層をターゲットにすることなのかなとも考えています。

以前のブログとこのブログの違いは私が楽しんでいるロングボードの面白さをもっと多くの人に知らせること。
毎日海に行ける環境なので、海でのリアルなことや感じたことを伝えたい。
サーファーには独特の文化や風習があって、特定の場所の波の情報をそのまま毎日のように掲載するのはNG(私はそう思っています)だけど、それを省いても面白いブログは書けると思う。

単純に収入アップだけど目指すなら他のジャンルでも良いんじゃない?って思うだろうけど、続けるには情熱が必要なのが長年のブログ更新で分かっているから、一番情熱があるサーフィンの一択なのだ。

サーフィンのブログで何を見たいか?

Googleで「サーフィンブログ」と検索するとトップに出てくるのは、元プロサーファーで現在はサーフショップ「キラーサーフ」を営み、ジャスティスサーフボードのプロライダー&モデル開発担当。
ヌーベルバーグウエットスーツのプロライダー&モデル開発担当とサーフィン業界で成功している川畑 邦宏さんのブログ。

サーフィン 川畑 邦宏プロのブログ

アメブロでもずっと一位だし、たまに見るけどショップのメンバーと海に行く日常を伝えていることが多い。
あとは自身のサーフボードやウェットスーツのアピールなど。

ブログとしては正攻法。
特にこのショップに通っている人は毎回見るだろうし、サーフィンブログとして「一点の曇りもない」

但し、ショップに関係なかったり、違う地方の海に行くサーファーが毎日見るだろうか?
そもそもこのブログではショートボードしか扱っていない。
ランキング1位なのだから、見ている人もいるのだろうけど、特にロングボーダー、ミッドレングスに乗るサーファーなら見ないだろう。

個人的に日本一のサーフィンブログ

個人的には日本で一番素晴らしいサーフィンブログだと思うのが、千葉でNAKISURFを営みながら、カリフォルニア、ハワイ、奄美大島、千葉で毎日波に乗っているNAKIさんこと船木三秀さんのブログ

naki’s blog

カメラマンに文章も本職としている彼だからこそのクオリティの高さ。
カリフォルニアではタイラー・ウォーレンやクリスチャン・ワック、クリスチャン・フレッチャーなどが普通に登場する豪華さ。
それに毎日ブログを更新しているのが凄い。
たまに文章が哲学的過ぎてついていけないことがあるけど、このブログなら毎日見たい。
つまり、理想はこのnaki’s blogなのだろう。

もちろん、自らのサーフショップで販売しているサーフボードやウェットスーツの宣伝も兼ねているのだが、実際に10年以上もブログを続けている私から言わせてもあれだけのクオリティを維持するのは余程の情熱と才能がなければ難しい。
自身のライディング写真も掲載しているので、そこには一緒に海に行った人の協力もなければいけないし、どれだけ手間と時間をかけているのかと不思議になるほど。

次の機会に話すけど、この辺の海で問題になっている「ノーリーシュの話」もは歯に衣着せぬ発言をしている。
世界中を飛び回って様々な海の社会を見ているナキさんだからこその内容に鳥肌が立った。

サーフィン動画をメインにするブログはありなのか?

ブログというよりもポータルサイトに近いのだけど、最近人気があるWorld Surf Moviesはサーフィン動画をメインにしている。
シンプルに動画を紹介、解説するのがメイン。
でも、それが結構マニアックで早い。

World Surf Movies

このサイトを運営しているのは、サーフガイドブック「The World Stormrider Guide vol.2(ザ・ワールド・ストームライダー・ガイドVol.2)」の翻訳、国内サーフィン雑誌で海外記事の翻訳経験を持つフリーランス翻訳家の山根さん。
やはり、業界の方だから情報が早いし、情報網が広いのでしょう。

実際に自分が海に行っていることや私生活は他に運営しているWorld Surf Travelに全て任せ、このサイトでは潔く運営。
更新頻度も多く、毎日見れるので参考になります。

World Surf Travel

まとめ

これだけ個人のブログが普及している今でもサーフィンブログを本格的に運営している人は意外に少ない。
だからこそ、ブログ飯に辿り着けるチャンスはあると思っています。

サーフィンはとても面白いので、サーファー以外にもそれを伝えられたら良いと考えています。

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