タイラー・ウォーレンシェイプのドリームフィッシュ。
名前からして魅力的なフィッシュボードですが、よりサンディエゴフィッシュに近いモデルを発表。
名前はOG FISH。
ロッカーを抑えてレールは厚く、ドリームフィッシュよりもスピードが出やすい形状だそうです。
シンプルなメディア、SURFONLYにタイラーのinterviewが掲載されていました。
目次
タイラー・ウォーレンのシェイプ理論
フィッシュをオーダーすることは簡単な作業ではない。
サイズ、フィン、どのシェイパーを選ぶかなど、こだわればこだわるほど途方もない作業になる。
SURFONLYにはタイラー・ウォーレンのような友人がいて何年もかけて完璧なフィッシュデザインの分析をしてきた。
私たちはタイラーにボードをオーダーしたが、いくつかの重要なデザインのセオリーについての考えを聞いていなかった…。
SURFONLY
あなたがトラディショナルなフィッシュをシェイプする時、何を考え、どんな仕事をするの?
TW
まずはスティーブ・リズ、スキップ・フライのクラシックなテンプレートをベースに考える。
私は細かことにこだわる傾向にあるね。
テールにかけての曲線を少し増やし、後方にかけての直線を少なくする。
ボードのラインが緩やかになり、水の抵抗が少なくなるんだ。
次に波のポケットでタイトにターンすることを想像する。
ボトムは基本的にフラットで、レールは僅かに丸みがあり、中央にはシングルコンケーブ。
フィンの辺はダブルになり、後方のスパイラルVにつながる。
テールのVとフィンの辺の形状がボードを持ち上げたり、ルーズにする作用となり、’レールツーレール’のライディングに繋がるんだ。
フィッシュにとって上手く作用することが証明されているよ。
私はゆっくりとレールを落とし、より現代的な形に変えているんだ。
SURFONLY
キールフィンとは、レイクドフィンと対照的なの?
TW
キールフィンはクラシックなドライブする感覚。
私もいくつかのファンボードで利用している。
しかし、ハイパフォーマンスなモデルのボードをシェイプした時はモダンなキールフィンにアルメリックのテンプレートのバックフィンを付けたんだ。
フロントを長いベース、バックフィンを現代的にしたのさ。
その形が上手く機能することは証明されていたし、テールスライドをしたり、安定感があったりと、パフォーマンスを重視した傾向のボードになった。
本当に違うフィーリングなんだ。
このモダンキールフィンのシステムはビーチブレイクで楽しいのがポイントだね。
SURFONLY
マジックナンバーの長さは?
TW
体格にもよるけど、私は’アゴ’辺の長さを推奨している。
だから、自分は5’5がマジックナンバー。
でも、4’10から11ftの長さまで持っているけどね。
SURFONLY
5’5を乗らないで4’10に乗る時は?
TW
本当に機敏でルーズなフィーリングを楽しみたい時。
スケートボードに似ているね。
でも、パドルをハードにしないと波に乗るのは難しいよ。
5’3の方がバランスは良いかもしれない。
最近は5’5に乗ることが多いかな。
イエローデッキのフィシュはダイヤモンドテールの3フィンだよ。
このフィッシュに乗る時はスピードを出し、それを止めながらクイックにピポットターンをしてリップにストレートアップするのが楽しい。
スラスターとフィッシュのミックスのようなボードさ。
SURFONLY
それは凄い。
欲しくなったよ。
TW
あなたはOG FISHからスタートしてよ。
参考記事
https://www.surfonly.com/blog/2018/9/27/tyler-warren-fish
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