カメラ業界では発売前のFUJIFILM X100Vのプロモーション動画の炎上が大きな話題になっています。
自分もこのカメラを欲しい一人なので、とても残念です。
知らない方に少し説明すると、高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100V」のプロモーションビデオにストリートスナップで有名な鈴木達朗が登場。
彼の撮影方法は独特で、渋谷を歩きながら目の前から歩いてきた人に堂々とカメラを向けて撮影する手法。
それが大胆過ぎて嫌がっている人が多く、コメント欄が炎上。
FUJIFILM側もその動画を削除して謝罪のコメントを出した。
問題の動画がこれ。
公式は削除されていますが、一度ネットにアップしたものは残り続けます。
1月後半に更新した「ストリート写真の世界」というエントリーで
丁度、鈴木達朗さんのことを書いたばかり。
この時はストリートスナップに興味を持ったばかりだったので、こんなやり方もあるんだと感心していましたが、
今回の炎上した動画を見ると確かにあれはないなと思う。
GRのアンバサダーでもあるサミュエル・リンタロウさんの「Samuel L. Streetlife」を見ると自然なんだけどね。
NYなんかではストリートスナップの認知度が高いようです。
確かに鈴木達朗さんのような手法を使っているカメラマンも存在します。
今回の動画は「FUJIFILM X100V」の公式動画として公開されたのがまずかった。
鈴木達朗さん。
写真自体は良いし、評価もされている。
でも、動画向きではないんですよね。
というか、顔を出してはいけない人なのかも。
なんか、顔がいやらしいし…。
撮影方法もFUJIFILMの指示があったのか、ちょっとわざとらしい。
いくらなんでもあんな露骨にカメラ向けるのかな。
それも鈴木達朗さんを撮影しているカメラマンが近くにいるはずだから、歩行者もなんかの撮影だなと思うでしょう。
もしかして、やらせ?とも感じてしまいます。
もし、やらせでもFUJIFILM側はそうとは言えないだろうし、謝罪して削除するしか道はなかったのですね。
カメラマンはあくまで作品が主役。
これで「X100V」やFUJIFILMの評価が下がったみたいだけど、
それはちょっと違うんじゃないかな。
前機種のX100Fは名作と言われており、FUJIFILMも含め、世界中に愛好家がいます。
ストリートスナップに興味を持ってから知ったけど、FUJIFILMのカメラは凄いんだよね。
ちなみにX100Vの他のプロモーションビデオは以下。
炎上した動画とは全く違う形。
素晴らしいです。
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