ブラック企業とアメリカンドリーム

山本文緒が描くブラック企業

少し前にふと手にした「自転しながら公転する」という作品が’あみプレミアム・アウトレット’という身近な場所が舞台だったこともあり、読み始めたら結構面白かった。
恋愛、介護、セクハラ。
完璧に女性目線なんだけど、それが逆に面白かったです。

ということで山本文緒さんの作品を最近立て続けに読んでいます。

続いて吉川英治文学新人賞を受賞した「恋愛中毒」
これは重かった。

「プラナリア」
これは短編集ということで一気読み。

「なぎさ」

これが今日丁度読み終わった作品。

題名からして爽やかな話しかなと思ったら、結構ドロドロでした…。
でも、読みやすかったし、まあまあ面白かったです。

舞台は久里浜。

主人公は妻、夫、夫の会社で働く元お笑い志望の若者。

夫の会社は美容系のブラック企業。
夫とお笑い崩れの部下はそこで削られ、うつ病になってしまう。

親に削られ、平凡な毎日を過ごしている妻はふと訪れた妹と共にカフェを始め、生きがいを感じる。

山本文緒さんの文章は読みやすいし、なんか絶妙なんですよ。
他の作品もこれから読もうと思っています。

Netflixで見た超アメリカンドリーム/ディファイアント・ワンズ

この前もお伝えしたDr.Dreとジミー・アイオヴィンの「Beats」がAppleに30億ドル、日本円で3000億円で買収された話。
Netflixオリジナルの「ディファイアント・ワンズ」
全て見たので感想です。

NetflixとHuluで面白かった作品/2021年春

2021年3月17日

「ディファイアント・ワンズ」は4話で構成されているので、結構長いです。

最初の3話はDr.Dreとジミー・アイオヴィンの音楽業界での話。
特にDr.Dreは自身もアーティストですから、話しは山ほどあります。

NWAから始まり、スヌープ、2pac、エミネム、50cent。
底辺にいた黒人がこれだけビッグネームを売りまくったらどうなるのか?
才能だけで成功したらどうなるのか?

多分、マリブだろう海目の前の豪邸。
フェラーリ。
最後は学校まで作っちゃいました。

4話目にはスティーブ・ジョブズも出てきます。

コンピューターとインターネットが普及してCDが全く売れなくなった時、
彼らは考えて考えてそれが成功に結び付いた。

4話目は最初の音楽業界の話しなんかぶっ飛ぶような内容です。

ちなみに「今際の国のアリス」はもっと面白い。
これも全て見終えたら感想伝えますね。

今日の波

今日は意外に風弱めでしたが、午後は潮が引き過ぎてイマイチっぽかったので
ノーサーフでした。

上げてたら良かったかも。

明日はオフショア強そう。
朝ならひょっとして…。


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