ジョージ・グリーノウがEPSを使用する理由

1960年代後半から1970年代初頭にジョージ・グリーノウが開発したと言われるエッジボード。

それにインスパイアされたエリス・エリクソンがInstagramでジョージ・グリーノウがEPSを使用する理由について語っています。

”2014年にジョージ・グリーノウからEPSを教えてもらったんだ。

ジョージがEPSを使う理由。
彼のシェイプの手順、ホットワイヤーのテクニックはカーブの作成やコンピュータを使わず、それに近い精度を再現する。
その方法は私の考え方を一変させた。
それ以来、私はEPSを使い続けており、ポリウレタンフォーム(PU)は使用しなくなった。

EPSは優れた造形媒体であるだけでなく、100%リサイクルすることが可能なんだ。

私のプレーナーに熱線と真空抽出システムを使用することで、廃棄されるEPSの99.9%を回収することができる。

すべての端材と粉塵を袋に詰めて発泡体のサプライヤーに持ち帰り、サプライヤーはそれを溶かして低グレードのプラスチック・ブリック(写真参照)に戻し、それを売却して配管や各種プラスチックに変える。

サーフボード業界では多くの廃棄物や有害物質が発生している。
この余分なフォームが直接埋立地に行くことがないのは素晴らしいことだよね。

これは人と環境に配慮したものづくりを提唱する「スローモーション」のプロセスさ。

まだ製作過程の一段階に過ぎないけど、環境に配慮したサーフボードを製作する方法を今後も追求していきたいと思う。

ここに掲載されている廃棄物は2021年5月/6月/7月に成形された22枚のボードから出たものです。”


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