
今回の北海道旅のきっかけとなったと言っても過言ではないのが、
札幌の「プレシャスホール(Precious Hall)」です。
音楽好きなある方から日本で最も良い音を体験したいなら絶対ここと言われ、
「死ぬまでに行きたい場所リスト」に数年前から掲載していました。
音楽好きの聖地とも言われています。
詳細は以下
世界中の音楽好きが「聖地」と語るクラブ、札幌〈プレシャスホール〉
https://brutus.jp/music_club_precioushall/?utm_source=chatgpt.com
これだけ絶賛されていても、プレシャスホールの情報はかなり少なく、場所も明確ではないし、不定休。
とりあえず、昼間にGoogle マップを見ながら場所を確認してきました。
看板も何もないので、ビルの周りを一周しちゃいました。
本当に分かりにくい場所。

パルコ前のこのビルの地下。

表に看板なし。
でも、確かにここだなと思い、上の階のお店の人に念のために確認しておきました。
公式のInstagramのスケジュールを見るとこんな感じ。
今思えば当たり前ですが、DJの予定がない日は休みみたいです。
知らないで24日の夜に行ってみたら、クローズでした…。
ホテルから700mほど。
ちょっと悲しかった…。
次の日の25日は絶対オープンしているだろうと満を辞してホテルを出発。
と言っても夕方にラーメンを食べてホテルに戻ったら寝落ちしてしまい、
気付いたら23時でした。
スケジュールをよく見るとフライヤーでディスカウントがあるので、
どこに置いてあるんだろう?とちょっと調べてみたけど、全く情報なし。
しかし、昼間にあのパルコ周辺を歩いていたら、
リアルモンキーという古着屋にたまたま入り、そこに置いてありました。
ちなみに札幌のファッションの中心地はパルコの周辺らしく、
狸小路という長い商店街に古着屋が集まっていました。
リアルモンキー、結構楽しかったです。
BGMはハウスでした。

プレシャスホールは撮影禁止。
なので、階段降りた入り口までしか写真はありません。
なんとも意味深いアートが並んでいました。
看板も素敵。
店内に入るとすぐに男性がいて、そこでフライヤーと1,000円を払って中へ。
手前はソファー、椅子、テーブル、ロッカーが無造作に置いてあり、音も小さめに聞こえる程度。
その奥に入ると世界が一変。
フロアに入った瞬間、「これか…」と思いました。
意外にもフロアに人は少なく、多分2〜3人。
でも、音は最高。
なんだろう、耳で聞いているというより、身体で聞いている感覚かな。
大音量なのに耳にうるさくなく、身体に音がすーっと入ってくる。
そして、心地良く響き渡る。
普段、ハウスは聞かないけど、そんなに嫌いではありません。
ループする音とベース、ドラム。
いわゆる「4つ打ち」のリズムで自然と身体が揺れる。
徐々に人も増え、久々に音楽で汗をかきました。
音の良さと同時に楽曲もかなり良く、
次のDJに変わる直前の曲はスマホ取り出してShazamで調べたいーと思ったほど。
次のDJに変わったタイミングで疲れたので、
手前のソファーで少し休んでからホテルに戻りました。
人生は少しの行動力で世界が変わる。
夜中に700m歩いて音楽を聞きに行く。
普段なら面倒でしないと思うけど、行動して本当に良かったです。
プレシャルホールはハウスだけではなく、ヒップホップの日もあり。
10月4日にはムロさんが来るみたい。
札幌行く予定の音楽好きの方はぜひ。
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